今から遡る事、十数年前、中国遼寧省在住の旧友より、行きつけの中国美術骨董店で、かなり珍しい天珠の掘り出し物を見たとメールが来ました。
その天珠が、この天珠になります。
一目で気に入り、旧友に店主との値段交渉をお願いする事にして、
ようやく、ようやく入手で来ました。
店主曰く、正確な経年数は分からないが、少なくても数百年は経ってるとの事。所謂、老天珠の部類に入るらしいです。
瑪瑙玉髄の色合いも気に入りましたが、何と言っても一番気を惹かれたのは、眼の紋様です。
全てで18眼ですが、それぞれの輪郭が二重に描かれてます。
当方も、それまでも数多くの天珠を観て来ましたが、二重丸の紋様は初めて見ました。
色々と調べますと、諸説ありますが、ごく稀に眼の持つ法力やキャパシティを、より強力な物にする為に施される描法らしいです。
確かに、中央や両端に描かれた線までも、二重になってますので、測り知れない天珠パワーが発揮される事でしょう！
長年の時間を経て、どの様な経路で、当方の手にたどり着いたか？今までの持ち主はどの様な方達だったのか？思いを馳せると感慨深いです。
。当然、天珠の専門家？などの正式な鑑定を受けた物では有りませんし、製作年代も口伝の域を出ませんが、量産されたお土産物ではない事は、容易に判断出来ます。
あくまでも私感ですが…。
天珠自体は、天然瑪瑙玉髄由来の黒い部分や、高温焼成時に生じたクラックなど有ります。また、眼を描いた顔料の経年変化も見て取れます。
長さは約16cm、直径約48mm、重量約630g。

お取引は、自己紹介必読でお願いしてます。
老天珠に興味のある方は、宜しくご検討願います。
滅多に市場に出る天珠では、有りません！

◎今まで市場に出回ってる天珠のイメージを簡単に覆す、逸品！！
どなたか、類似品を見掛けた方は、お手数ですが質問コーナーよりご連絡下さい。勉強になりますので…。