dwのユニバーサル・リモートハイハット、9550です。出品はユニバーサル・リモートハイハットの部分のみでして、ハイハットシンバルや写真（の右側）に写っているシンバルスタンドは付属しませんのでご注意ください。写真1は資料写真ですが、それ以外は実機の写真です。
　自称、日本一のdwファン（笑）として、ずっと気になっていたこのユニバーサル・リモートハイハットですが、これも多分10年以上前に個人輸入してゲットいたしました（記憶が定かではないのですが、もしかしたら中古だったかもしれません…）。用途としては、おそらくはスネアの右奥にハイハットを置いて、右手でハイハットを叩いているのにオープンハンド、というのを実現できる！かも？ということなんではないかと推測しておりました。とは言え購入以来、そんな凝ったセッティングを試す余裕は結局無いまま現在に至っております。ちょっと考えてみると、スネアの右奥にハットを置くと、右手だけで8ビートを刻んでいる分には良さそうですが、両手で16ビートを刻む場合は左に置いてある場合と大差無さそうですし、結局左にも別のハットを設置することになる？など疑問も生じます。でも、この製品がずっとカタログに載り続けていて、しかも結構なお値段をしているところを見ると、おそらく活用される方はきちんと活用されているんだろうな、とは思っていまいた。日本で情報が少ない機材に関しては、当方はよくアメリカのSweetwaterさん（LM機材販売の超大手）のサイトの口コミを参考にしているのですが、この9550に関してはSweetwaterさんのサイトにも情報が無く…探したところ、ドイツのLM販売大手、Thomann（トーマン？）さんのサイトに口コミが4件ほどありました。うち3人が星5つ、1人が4つで、非常に評価が高いです。スムーズさに関しては9000と同じ、と評している方もいらっしゃいますし、また、3年使っても買った日と同じ反応で信頼に応えてくれる、という評もあります。唯一4つ星をつけた方のマイナス点は、とても低くはセッティングができないこと、で、まぁ、これは致し方ないかな、という感じです。いちばん推している方は、ハットを自分の正面に置く（ビル・ブラッフォードのように…って、ビルブラはそうでしたっけ？）のに最高！ということなんですが、確かにスネアのすぐ後ろ側にスタンドを立てればスネアとハットが自分の正面に上下至近に直線に並ぶので、行き来の自由度が爆増してすごく演奏の幅が広がるような気がします。右手からも左手からも均等の距離にハットが置かれるわけですから…もしかしたら、これがこのスタンドの使い方の正解なのかな、という気もします。当方は、プロでもございませんで、これを活用するに至るほどドラムを極めているわけでもなく、dw熱からついゲットしてみたわけですが、結局こちらも使う機会は全くなく、楽器庫の隅に放置されてはや十年以上…結局、残念ながら今後も普通のHHスタンドしか使わないんだろうな、と想像がつきましたので（単独ライブというのは経験がなく、人前で自分専用セットを用意できることは今後も無いでしょうから）、出品してみることにいたします。ということで、この一風変わったハットスタンドで遊んでみたい、と興味をそそられる方がいらっしゃいましたら、ご検討いただけると幸いです。
　2023年の11月から、dwの日本国内での扱いが従来の代理店だったモリダイラ楽器さんから2022年にdwを買収して傘下に収めたRolandさんに代わったのですが、どうやらまだRolandさんからは販売価格の一覧などが公式に発表になっていないように見受けられます。モリダイラさんの最終価格表(2022年10月版）では、円安の影響が大きく、こちらのDW-9550ユニバーサル・リモートハイハットは、定価¥146,300円となっています。行きつけのドラムショップさんに伺ったところ、現時点ではRolandさんもモリダイラさんの最終価格表と同価格でのご案内になっているそうです。ということで、開始価格はその半額以下にしてあります。
　全体の状態としては、全然使っていなかっただけあって（写真4の埃からも明らかですが…撮影前に拭き取るべきでした汗）、十年以上前に購入した製品にしては、まぁ良い方ではないかと思われます。ただし、繰り返しますが、元が中古だった可能性はございます。さすがに長年放置されていて動作が心配でしたので、出品にあたって写真のようにセットして操作してみましたが、スムーズなレスポンスで反応してくれています。写真４にカムが写っていますが、この偏心カムが、通常の9500と同様のスムーズな踏み込みを実現している秘密かな、と思われます。オープン/クローズの細かいコントロールがとてもやりやすいと感じられます。出品は、基本的に2枚目以降の写真の、シンバルスタンドを除いた部分です。もちろんハイハットシンバルも含まれません。ハイハットスタンドの部分のみです。シンバルスタンドとこのハイハットスタンドを接続するクランプに関しては、写真では本来付属（のはず）のクランプと同等のものを使用しておりますが、出品に含まれるクランプは写真５に写っている上位モデル、メガクランプDW-SMMG-2234とさせていただきます。このメガクランプはテレスコープタイプで伸縮可能ですので、かなりセッティングの自由度が広がるはず、と考えております。ちなみにこのDW-SMMG-2234は、現行最終カタログでの日本での定価は、これ単体で¥25,190円します。また、写真１の資料写真ではロッドが短いタイプになっておりますが、こちらの出品は２枚目以降の写真のとおり、長いタイプのロッドが付属しております。もちろんdwの短いタイプも使えますし（試してみました）、お手元に通常の9500などdwのHHスタンドをお持ちの方でしたら、お手元のロッドと交換して使えます。
　発送は、かなり前にヤフーが送料に関する扱いを大幅に変更したのに伴い、都内より送料無料（元払い）での発送です。元箱は残っておりませんので、これが入る大きさのダンボールに入れてのお届けです。梱包材はリサイクル品となりますが、ご了承ください。なお、当方はショップではございませんので、返品や交換は不可能ですし、領収書も出せません。上記内容をご理解の上、基本的にノークレーム・ノーリターンでお願い申し上げます。ことdwに関しては、自負も実績もございますので、評価などご参考にしていただければと思います。では、ご検討のほど、どうぞよろしくお願いいたします。