昭和３２年６月２３日の日付のある、三木與吉郎編 『 愛松遺稿 』上下巻揃いです。初版 和綴じ本 藍染紙装 藍染布貼装帙入り。徳島県 板野郡 松茂町 三木産業刊。本文上巻２９丁・下巻１０２丁。モノクロ写真が多数掲載されています。本文は和紙、写真はアート紙使用。上巻に遺稿の漢詩、後半に外編として「 阿波人の詩書 」が載っています。この「 阿波人の詩書 」は、事実上の編者である 後藤捷一氏が、現物をすべて確認して、書誌的事項を詳しく解説したものです。下巻には「 三木年譜 」が（未定稿）のかっこ書き付きで詳述されています。第１２世與吉郎康治の時代で、明治８年から昭和１４年までです。 　詳しい内容は、写真欄をご覧願います。 　帙に経年の変色・薄い汚れ・背の薄い日焼けがあります。本冊の両表紙に一部に極小はがれがありますが、本冊の保存状態はとても良好です。 ６７年前の本ということで、ご理解願います。 　帙サイズはタテ２４．４ｃｍ×ヨコ１７．２ｃｍ×厚さ３．８ｃｍ。 　レターパックプラス５２０円でお送りします。 　★保存状態の記述は、あくまで出品者の主観的な評価ですので、保存状態にきびしい方は、入札をご遠慮願います。